技術士一次試験・選択問題の解答例を公開!解答の考え方やポイントも解説。
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正答
※ 全員正解(出題ミスにより、この問題を選択した受験者全員に得点が与えられました)
解き方のポイント
この問題は成立しないと判断され、選択した受験者全員に得点が与えられました。当初は選択肢③が正答とされていましたが、2026年1月19日付で訂正されています。
なぜ解が定まらないのか、実際に計算してみると分かります。
まず平均流速を求めます。u=Q/A=(0.5×10⁻³)/{(π/4)×0.02²}≒1.59 m/s
レイノルズ数は Re=ud/ν=(1.59×0.02)/(1.0×10⁻⁵)=3183
ここが問題です。Re=3183 は層流と乱流のちょうど境目(遷移域)にあたります。臨界レイノルズ数2300を超えているので形式的には乱流ですが、この領域の流れは条件次第で層流にも乱流にもなり得ます。
乱流とみなすと Le=(20〜40)d=0.4〜0.8 m。層流とみなすと Le=(0.06〜0.065)Re・d=3.82〜4.14 m。選択肢③(0.60 m)にも⑤(4.0 m)にもたどり着けてしまいます。
試験本番でこうした問題に当たったら、深追いせず先に進むのが正解です。他の問題を確実に取るほうが得点効率は高くなります。
この問題で問われている知識
助走区間(助走距離)/臨界レイノルズ数/層流と乱流の遷移域/管内流れの発達
