【技術士二次試験】手応え別に変える、合格発表までの過ごし方

【技術士二次試験】手応え別に変える、合格発表までの過ごし方

筆記試験から1か月半ほどが過ぎました。合格発表は11月4日。まだ2か月近く先です。

この期間、多くの方が「発表が出るまでは何もできない」と考えがちです。しかし実際には、今の手応えによって、この2か月でやるべきことはまったく違います

手応えがある方が何もせずに待てば、口頭試験までの準備期間を1か月分無駄にします。逆に、今回は厳しいと感じている方が発表待ちの姿勢のままでいると、来年に向けた仕込みの時間を失います。

この記事では、あなたの今の手応えに応じて、3つのタイプ別に今から動くべきことを整理します。

目次

なぜ「一律の過ごし方」ではダメなのか

技術士試験の情報は、ネット上にたくさんあります。ただ、そのほとんどは「発表後にやること」を扱ったものです。

発表後から口頭試験(12月〜1月)までは、実質1か月ほどしかありません。地方在住であれば移動の手配も必要です。この短い期間に、業務経歴の棚卸しから想定質問の準備までを一から始めるのは、かなり分の悪い戦い方になります。

一方で、今回の答案に自信が持てない方にとっては、「口頭試験の準備」を今すぐ始める意味は薄いといえます。それよりも先に、今回の答案のどこが足りなかったのかを分析し、来年の対策に活かす方が、この2か月を有効に使えます。

同じ「発表待ちの期間」でも、手応えによって最適な過ごし方はまったく違うのです。まず自分がどのタイプに近いかを、正直に判断してみてください。

まず自分がどのタイプか判断する

厳密な診断ではありませんが、目安として3つのタイプに分けられます。

タイプ①:手応えがある
必須科目・選択科目とも、問われていることに正面から答えられた感覚がある。時間配分にも大きな破綻はなかった。

タイプ②:五分五分・読めない
部分的にはうまく書けたが、一部の設問で題意からズレた可能性がある。手応えとしては何とも言えない。

タイプ③:厳しいと感じている
時間内に書き切れなかった、あるいは題意を大きく外した自覚がある。今回は難しいだろうと感じている。

タイプ別・今からやるべきこと

① 手応えがある方は、口頭試験の準備を先行させる

発表を待つ必要はありません。答案の内容は変わらないのですから、今のうちに口頭試験の材料を集め始めるのが最も効率的です。

具体的には、業務経歴票に書いた内容を時系列の事実に戻す作業や、想定質問への準備を進めます。詳しい進め方は口頭試験対策の全体ガイドで整理しています。

発表を待ってから動くと、準備期間は実質1か月しか残りません。 手応えがあるなら、その1か月分を先取りできる立場にいます。

② 五分五分・読めない方は、両にらみで進める

このタイプが一番動きにくいのですが、だからこそ両方に効く作業から始めるのが得策です。

再現論文を作り、答案に残った自分の判断を掘り起こす作業は、合格していれば口頭試験の想定質問づくりにそのまま使えますし、不合格だった場合は来年の論文対策の材料になります。どちらに転んでも無駄になりません。具体的な手順は再現論文は作った後が本番で解説しています。

PMEでは、再現論文をもとにした論文添削も承っています。第三者の目で見ると、自分では気づけなかった手応えの根拠が見えてくることがあります。他社の講座を受講中の方のセカンドオピニオンとしてのご利用も歓迎しています。

③ 厳しいと感じている方は、来年の二次試験に備える

今やるべきなのは、今回の答案を「データ」として扱うことです。何が書けて、何が書けなかったのか。どの設問で時間が足りなくなったのか。感覚ではなく事実として書き出しておくと、来年同じ失敗を繰り返さずに済みます。

ここで「今回はダメだった」で止めず、原因をもう一段掘り下げてください。知識が足りなかったのか、時間配分を誤ったのか、それとも題意の読み違えだったのか。原因によって、来年までの9か月間で何を優先すべきかがまったく変わります。 知識不足なら学習計画の立て直しが先ですが、題意の読み違えなら、骨子作成のプロセスそのものを見直す必要があります。この考え方は技術士試験リベンジ組へ|昨年の不合格を「データ」として扱う技術で詳しく解説しています。

3タイプに共通して避けるべきこと

タイプによってやることは違いますが、避けるべきことは共通しています。それは、発表が出るまで何もせずに待つことです。

発表を待つ2か月は、使い方次第で来年以降の結果を左右する期間になります。逆に言えば、何もしなくても発表日は必ずやって来ます。その日を迎えたときに、次の一手をすでに用意できているかどうかが、この2か月の価値を決めます。

まとめ

合格発表までの過ごし方を、手応え別に整理しました。

  • 手応えがある方——発表を待たず、口頭試験の準備を先行させる
  • 五分五分の方——再現論文の作成など、どちらに転んでも無駄にならない作業から始める
  • 厳しいと感じている方——今回の答案をデータとして分析し、原因を一段掘り下げて来年の対策に活かす

まずは自分がどのタイプに近いか、正直に判断するところから始めてみてください。

一人で判断せず、第三者の視点を

自分の手応えを自分だけで判断すると、楽観に傾くことも、悲観に傾くこともあります。どちらの場合も、次に何をすべきかの判断を誤らせる原因になります。

PMEでは単発1回からのご利用が可能です。まずは30分の無料オリエンテーションで、今の手応えと状況をお聞かせください。

【技術士二次試験】手応え別に変える、合格発表までの過ごし方

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