技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-31 解答・解説|ストローハル数とカルマン渦の周波数

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令和7年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-31 問題文 流れに直交して置かれた円柱状アンテナから放出される渦の周波数を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-31 解説 正答④ レイノルズ数から流速60m/sを求めストローハル数の関係式で周波数2400Hzを導く

正答

④ 2.4 kHz

解き方のポイント

流速が直接与えられていないのがこの問題の仕掛けです。レイノルズ数から逆算する、という一手間が必要になります。

まずレイノルズ数の定義 Re=Ud/ν を流速について解きます。

U=Re・ν/d=(2.00×10⁴)×(1.50×10⁻⁵)/0.005=0.3/0.005=60 m/s

次にストローハル数の定義 St=fD/U を周波数について解きます。

f=St×U/D=0.2×60/0.005=2400 Hz=2.4 kHz

ストローハル数はカルマン渦が放出される周波数を表す無次元数です。円柱まわりでは広いレイノルズ数域でSt≒0.2でほぼ一定になる、という性質があります。

実務では電線の風切り音や、煙突・橋梁の渦励振がこの現象です。放出周波数が構造物の固有振動数と一致すると共振して破壊に至るため、機械設計でも重要な計算になります。

この問題で問われている知識

ストローハル数St/カルマン渦/レイノルズ数Re/渦励振/無次元数

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