技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-3 解答・解説|熱応力と円柱・円筒の組合せ

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令和7年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-3 問題文 円柱と円筒を同軸に組み合わせ両端を剛体板で接合した状態で温度上昇したときの伸びを求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-3 解説 正答② 熱による伸びと荷重によるひずみの和が両者で等しいとおいて伸び量を導く

正答

② Δl=(E1A1α1+E2A2α2)/(E1A1+E2A2)・lΔT

解き方のポイント

熱応力の典型問題です。線膨張係数が違う2つの部材を拘束すると、伸びたい側は圧縮され、伸びたくない側は引張られます。

線膨張係数は α1<α2 なので、よく伸びたい円筒が円柱に引き戻され、円柱は引張、円筒は圧縮を受けます。

円柱の伸び=α1ΔTL+(P/E1A1)L、円筒の伸び=α2ΔTL−(P/E2A2)L です。両端が剛体板で接合されているので、この2つは必ず等しくなります

等号でおいてPを解くと P=(α2−α1)ΔT・E1A1E2A2/(E1A1+E2A2) となり、これを片方の式に戻せば Δl=(E1A1α1+E2A2α2)ΔTL/(E1A1+E2A2) が得られます。

縦弾性係数と断面積の積 EA で重みづけした平均の形になる、と覚えておくと選択肢を絞れます。

この問題で問われている知識

熱応力/線膨張係数α/縦弾性係数E/変形の適合条件

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