技術士一次試験・選択問題の解答例を公開!解答の考え方やポイントも解説。
効率的な学習と合格戦略をPMEがサポートします。
技術士一次試験の受験指導も行います。無料相談・申し込みページよりご連絡ください


正答
④ √(4T/(mL))
解き方のポイント
復元力を求めて等価ばね定数に直す、という振動問題の基本手順を問う良問です。
質点を元の位置に戻そうとする力Fは、左右の張力の鉛直方向成分の合力です。F=−2T sinθ となります。
微小変位をyとすると、ひもの半分の長さがL/2なので sinθ=y/(L/2)=2y/L です。角度が微小なので sinθ≒tanθ として扱えることがここでの前提です。
代入すると F=−(4T/L)y となり、これはばね定数 k=4T/L のばねと等価だと分かります。
運動方程式 mÿ=−(4T/L)y すなわち mÿ+(4T/L)y=0 から、固有角振動数は
ω=√(k/m)=√{(4T/L)/m}=√(4T/(mL))
「復元力の式を F=−ky の形に整理してkを読み取る」という手順は、振り子でも浮体の動揺でも同じように使えます。丸暗記ではなくこの流れを覚えてください。
この問題で問われている知識
固有角振動数ω=√(k/m)/等価ばね定数/復元力/微小振動の近似 sinθ≒θ
