技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-16 解答・解説|ばね質量系の固有角振動数

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令和7年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-16 問題文 両端を張力で引っ張ったゴムひもの中央にある質点の固有角振動数を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-16 解説 正答④ 復元力から等価ばね定数4T/Lを求め固有角振動数√(4T/mL)を導く

正答

④ √(4T/(mL))

解き方のポイント

復元力を求めて等価ばね定数に直す、という振動問題の基本手順を問う良問です。

質点を元の位置に戻そうとする力Fは、左右の張力の鉛直方向成分の合力です。F=−2T sinθ となります。

微小変位をyとすると、ひもの半分の長さがL/2なので sinθ=y/(L/2)=2y/L です。角度が微小なので sinθ≒tanθ として扱えることがここでの前提です。

代入すると F=−(4T/L)y となり、これはばね定数 k=4T/L のばねと等価だと分かります。

運動方程式 mÿ=−(4T/L)y すなわち mÿ+(4T/L)y=0 から、固有角振動数は

ω=√(k/m)=√{(4T/L)/m}=√(4T/(mL))

「復元力の式を F=−ky の形に整理してkを読み取る」という手順は、振り子でも浮体の動揺でも同じように使えます。丸暗記ではなくこの流れを覚えてください。

この問題で問われている知識

固有角振動数ω=√(k/m)/等価ばね定数/復元力/微小振動の近似 sinθ≒θ

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