技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-14 解答・解説|ラプラス変換と部分分数分解

技術士一次試験・選択問題の解答例を公開!解答の考え方やポイントも解説。

効率的な学習と合格戦略をPMEがサポートします。

技術士一次試験の受験指導も行います。無料相談・申し込みページよりご連絡ください

令和7年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-14 問題文 伝達関数で表される制御系に単位ステップ入力を加えたときの出力信号を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-14 解説 正答⑤ 部分分数分解して逆ラプラス変換し 1-3e^(-2t)+2e^(-3t) を導く

正答

⑤ 1−3e^(−2t)+2e^(−3t)

解き方のポイント

s領域で計算してから時間領域に戻す、という制御工学の基本手順を問う問題です。

単位ステップ入力のラプラス変換は u(s)=1/s です。出力は Y(s)=F(s)・u(s)=6/{s(s+2)(s+3)} となります。分母の s²+5s+6 を (s+2)(s+3) に因数分解できるかが最初の関門です。

次に部分分数分解します。6/{s(s+2)(s+3)}=A/s+B/(s+2)+C/(s+3) とおいて通分し、分子の係数を比較すると

A+B+C=0、5A+3B+2C=0、6A=6

これを解いて A=1、B=−3、C=2 です。

したがって Y(s)=1/s−3/(s+2)+2/(s+3) となり、ラプラス変換表から 1/s→1、1/(s−a)→e^(at) を使って逆変換すると

f(t)=1−3e^(−2t)+2e^(−3t)

t→∞で第2項と第3項が消えて1に収束します。定常値が1になることを検算に使えます。

この問題で問われている知識

ラプラス変換/逆ラプラス変換/部分分数分解/単位ステップ応答/伝達関数

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!