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目次
正答
④ ρ(v−u)²×(π/4)d²
解き方のポイント
相対速度で考えるという一点に尽きる問題です。
壁面に衝突する噴流が壁に及ぼす力は、運動量の変化から
F=ρQV=ρAV²
となります。ここで重要なのは、Vは噴流の絶対速度vではなく、平板から見た相対速度だということです。
平板は噴流と同じ向きに速度uで動いています(v>u)。したがって平板から見た噴流の速度は
V=v−u
これを代入します。ノズルの断面積は A=(π/4)d² なので
F=ρA(v−u)²=ρ(v−u)²×(π/4)d²
選択肢の見分け方を整理しておきます。
・③は速度が2乗でない … F=ρAV² なので相対速度は2乗になります・①②は (v²−u²) となっている … これは (v−u)² とは別物です。相対速度の2乗であって、速度の2乗の差ではありません・②⑤は断面積が2乗されている … Aは1乗です
もし平板が噴流と同じ速度で動けば(u=v)、力はゼロになります。追いかけっこの状態で衝突しないためです。この極限を考えると、(v−u)の形が正しいと確認できます。①②の (v²−u²) でもu=vならゼロになりますが、u=0のとき ρv²A になるかどうかで更に絞り込めます。
なおこの原理はペルトン水車の設計に直結します。バケットの周速を噴流速度の約半分にすると出力が最大になる、という設計指針はここから導かれます。
この問題で問われている知識
噴流/運動量の法則 F=ρAV²/相対速度/ペルトン水車/断面積
