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正答
④ 粘性のない流体の流れをポテンシャル流れと呼ぶ
解き方のポイント
用語の定義を正確に押さえているかを問う問題です。1つずつ検証します。
①○ 正しい。 自由渦は qθ=k/r で表されます。渦度を計算すると
ζ=(1/r)・d(r qθ)/dr=(1/r)・d(r・k/r)/dr=(1/r)・d(k)/dr=0
kは定数なので微分すると0です。渦を巻いているのに渦度はゼロという、直感に反する重要な例です。
②○ 正しい。 ニュートン流体の定義そのものです。τ=μ(du/dy) で、せん断ひずみ速度とせん断応力が比例します。
③○ 正しい。 流線・流脈線・流跡線は一般には別物ですが、定常状態では一致します。時間変化がないため、瞬間の流れの向きも、粒子が通った軌跡も、同じ点を通った粒子の連なりもすべて同じ線になります。
④× 誤り。これが正答です。 ポテンシャル流れの定義は「粘性がない」ではなく 「渦がない(渦度がゼロ)」 です。渦なしであれば速度ポテンシャルφが存在し、u=∂φ/∂x のように表せます。
粘性の有無と渦度の有無は別の概念です。実際、①の自由渦は粘性のある実在流体でも生じますが、渦度はゼロです。
⑤○ 正しい。 連続の式は ∂ρ/∂t+ρ(∂u/∂x+∂v/∂y+∂w/∂z)=0 ですが、非圧縮(ρ=const)なら密度が消えて ∂u/∂x+∂v/∂y+∂w/∂z=0 となります。
この問題で問われている知識
ポテンシャル流れ/渦度/自由渦/ニュートン流体/流線・流脈線・流跡線/連続の式/非圧縮流れ
