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目次
正答
② 2つの極(根)が負の値(−2、−3)を持つから、この系は安定である
解き方のポイント
極と零点の定義、そして安定性を決めるのは極だけという2点を問う問題です。
まず定義を正確に押さえてください。
・零点(ゼロ点)… 分子=0 となるsの値・極(ポール)… 分母=0 となるsの値
そして安定判別の基準は 「すべての極の実部が負ならば安定」 です。零点は安定性に関係しません。
この問題では分母を因数分解します。
s²+5s+6=(s+2)(s+3)=0 ⇒ s=−2、−3
2つの極はどちらも負なので、この系は安定です。したがって②が正答になります。
各選択肢の誤りを確認します。①は極の符号を取り違えています(−2, −3であって2, 3ではありません)。③は極の値は正しいのに結論が逆です。④⑤は零点で安定性を論じている点が誤りです。分子 s−2=0 より零点はs=2ですが、これが正でも系は安定です。
零点は応答の形(オーバーシュートの出方など)に影響しますが、発散するかどうかには関与しません。 ここが引っかけの本体です。
この問題で問われている知識
極(ポール)/零点(ゼロ点)/安定判別/伝達関数/特性方程式
