技術士一次試験 機械部門 令和6年 Ⅲ-10 解答・解説|傾斜面の応力とモールの応力円

令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-10 問題文 2軸方向の引張応力を受ける弾性体の傾斜面に生じる垂直応力とせん断応力を求める問題

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令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-10 問題文 2軸方向の引張応力を受ける弾性体の傾斜面に生じる垂直応力とせん断応力を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和6年 Ⅲ-10 解説 正答⑤ 応力変換の公式に代入し垂直応力25MPaとせん断応力8.66MPaを求める

目次

正答

⑤ σa=25.0 MPa、τa=8.66 MPa

解き方のポイント

応力変換の公式に代入するだけの問題です。ただし公式が2本あり、符号も含めて正確に覚えている必要があります。

垂直応力σ=(σx+σy)/2+(σx−σy)/2・cos2θ+τxy sin2θ

せん断応力τ=−(σx−σy)/2・sin2θ+τxy cos2θ

この問題ではせん断応力τxyが与えられていない(=0)ので、第3項がどちらも消えます。ここに気づくと計算が一気に楽になります。

傾斜面の角度は30°なので 2θ=60° です。公式の中は2θである点に注意してください。θのまま代入するのが最も多い誤りです。

σa=(30+10)/2+(30−10)/2×cos60°=20+10×0.5=25.0 MPa

τa=−(30−10)/2×sin60°=−10×0.866=−8.66 MPa

問われているのは大きさなので 8.66 MPa です。

モールの応力円でも確認できます。A(30, 0)とB(10, 0)を直径の両端とする円で、中心はC(20, 0)、半径は10です。中心から60°回した点の座標が(25, −8.66)となり、計算結果と一致します。円を描けば検算が一瞬なので、応力円は使えるようにしておいてください。

この問題で問われている知識

応力変換の公式/モールの応力円/垂直応力/せん断応力/2軸応力状態

令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-10 問題文 2軸方向の引張応力を受ける弾性体の傾斜面に生じる垂直応力とせん断応力を求める問題

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