技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-11 解答・解説|フルビッツの安定判別法

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令和7年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-11 問題文 制御対象とコントローラからなる閉ループ系が安定となるゲインの範囲を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-11 解説その1 閉ループ伝達関数を求めて特性方程式 s³+3s²+2s+u=0 を導く
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-11 解説その2 正答③ フルビッツの安定判別法により 0<u<6 を求める

正答

③ 0<u<6

解き方のポイント

制御工学の定番問題です。手順は①閉ループ伝達関数を作る→②特性方程式を出す→③安定判別法にかけるの3ステップで固定です。

まず閉ループ伝達関数は G(s)=K(s)P(s)/{1+K(s)P(s)} です。代入して整理すると G(s)=u/{s(s+1)(s+2)+u} となります。

分母がゼロになる式が特性方程式です。展開して s³+3s²+2s+u=0 を得ます。

ここでフルビッツの安定判別法を使います。すべての根が負の実部を持つための必要十分条件は次の3つです。

(1) 係数がすべて存在する ⇒ u≠0(2) すべての係数が同符号である ⇒ u>0(3) 主座行列式がすべて正である ⇒ H1=a1=3>0、H2=a1a2−a0a3=3×2−1×u=6−u>0 より u<6

3つを満たす範囲は 0<u<6 です。ゲインを上げすぎると発振する、という現象がこの上限に対応しています。

この問題で問われている知識

フルビッツの安定判別法/特性方程式/閉ループ伝達関数/システムの安定性

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