技術士一次試験・選択問題の解答例を公開!解答の考え方やポイントも解説。
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目次
正答
④ √(2gh)
解き方のポイント
トリチェリの定理そのものです。答えを覚えていれば即答できますが、導出も押さえておきましょう。
出発点はベルヌーイの定理です。水面(点1)と穴(点2)で
V1²/2+p1/ρ+gz1=V2²/2+p2/ρ+gz2
ここから2つの条件で項を消していきます。
①容器が十分に大きい … 水面の下降速度はほぼゼロなので V1²≒0
②容器上部も穴の出口も大気開放 … p1=p2 なので圧力項が相殺される
残るのは位置エネルギーの差だけです。z1−z2=h なので
V2²/2=gh ⇒ V2=√(2gh)
これがトリチェリの定理です。
選択肢は次元で絞れます。 速度の単位は[m/s]なので、①2gh と ②gh は[m²/s²]で次元が合いません。⑤√(2gh²) も[m^1.5/s]で不適です。残る③√(gh)と④√(2gh)のうち、係数2が付くのが正解です。
この速度は、高さhから自由落下した物体の速度と同じです。位置エネルギーがそのまま運動エネルギーに変わる、という点で本質的に同じ現象だからです。係数2はこの対応から思い出せます。
この問題で問われている知識
トリチェリの定理/ベルヌーイの定理/流出速度/速度ヘッド/位置ヘッド/次元解析
