技術士一次試験・選択問題の解答例を公開!解答の考え方やポイントも解説。
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目次
正答
③ 0
解き方のポイント
渦度の定義式を知っていれば、偏微分するだけの問題です。
2次元直交座標系での渦度は
ω=∂v/∂x − ∂u/∂y
符号と順序を正確に覚えてください。逆にすると①②のような誤答になります。
各成分を偏微分します。微分する変数以外は定数扱いです。
v=A(x−y) ⇒ ∂v/∂x=A(−Ayはxで微分すると0)
u=A(x+y) ⇒ ∂u/∂y=A(Axはyで微分すると0)
代入して
ω=A−A=0
渦度がゼロの流れを「渦なし流れ(非回転流れ)」と呼びます。この場合、速度ポテンシャルが存在し、ポテンシャル流れとして扱えます。
流体力学では、渦度がゼロかどうかで解析手法が大きく変わります。渦なしなら複素ポテンシャルなどの強力な手法が使えるため、まず渦度を確認するのは実務でも定石です。
なお、この流れの連続の式も確認しておくと理解が深まります。∂u/∂x+∂v/∂y=A+(−A)=0 となり、非圧縮の条件も満たしています。 渦度と連続の式は別物なので、混同しないでください。
この問題で問われている知識
渦度ω=∂v/∂x−∂u/∂y/渦なし流れ/ポテンシャル流れ/偏微分/連続の式
