技術士一次試験 機械部門 令和6年 Ⅲ-30 解答・解説|2次元流れの渦度

令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-30 問題文 与えられた速度成分を持つ2次元流れの渦度を求める問題

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令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-30 問題文 与えられた速度成分を持つ2次元流れの渦度を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和6年 Ⅲ-30 解説 正答③ 渦度の定義式に偏微分を代入して渦度がゼロになることを示す
目次

正答

③ 0

解き方のポイント

渦度の定義式を知っていれば、偏微分するだけの問題です。

2次元直交座標系での渦度は

ω=∂v/∂x − ∂u/∂y

符号と順序を正確に覚えてください。逆にすると①②のような誤答になります。

各成分を偏微分します。微分する変数以外は定数扱いです。

v=A(x−y) ⇒ ∂v/∂x=A(−Ayはxで微分すると0)

u=A(x+y) ⇒ ∂u/∂y=A(Axはyで微分すると0)

代入して

ω=A−A=0

渦度がゼロの流れを「渦なし流れ(非回転流れ)」と呼びます。この場合、速度ポテンシャルが存在し、ポテンシャル流れとして扱えます。

流体力学では、渦度がゼロかどうかで解析手法が大きく変わります。渦なしなら複素ポテンシャルなどの強力な手法が使えるため、まず渦度を確認するのは実務でも定石です。

なお、この流れの連続の式も確認しておくと理解が深まります。∂u/∂x+∂v/∂y=A+(−A)=0 となり、非圧縮の条件も満たしています。 渦度と連続の式は別物なので、混同しないでください。

この問題で問われている知識

渦度ω=∂v/∂x−∂u/∂y/渦なし流れ/ポテンシャル流れ/偏微分/連続の式

令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-30 問題文 与えられた速度成分を持つ2次元流れの渦度を求める問題

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