技術士一次試験 機械部門 令和6年 Ⅲ-29 解答・解説|ハーゲン・ポアズイユ流れの速度分布

令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-29 問題文 円管内の十分に発達した層流における速度分布を求める問題

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令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-29 問題文 円管内の十分に発達した層流における速度分布を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和6年 Ⅲ-29 解説 正答④ 微小要素の力の釣り合いとニュートンの粘性法則から放物線状の速度分布を導く
目次

正答

④ u=(R²/4μ)(−dp/dx){1−(r/R)²}

解き方のポイント

円管内ポアズイユ流れの速度分布を導出する問題です。選択肢を見比べるだけでも絞り込めます。

①微小要素の力の釣り合い。 半径rの円柱状要素について、圧力による力とせん断応力による力が釣り合います。

τrz・2πr dz+pπr²−(p+dp)πr²=0 ⇒ τrz=(r/2)(dp/dz)

②ニュートンの粘性法則。 τrz=μ(dv/dr)

③積分する。 ①②より dv/dr=r/(2μ)・dp/dz なので、rで積分して

v=r²/(4μ)・dp/dz+C

④境界条件。 管壁では流体が動かないので r=R のとき v=0(すべりなし条件)です。これより C=−R²/(4μ)・dp/dz が決まり

v=(R²/4μ)(−dp/dz){1−(r/R)²}

選択肢の絞り込み方を押さえておくと本番で速く解けます。

r=R で 0 になるか … ①②③⑤はこれを満たしません・r=0(管中心)で最大になるか … 放物線分布の頂点が中心に来る形か・係数は 1/(4μ) … ①③の 1/(2μ) は積分定数の扱いを誤った形

速度分布が放物線になり、平均流速が最大流速の半分になる、というのがポアズイユ流れの特徴です。

この問題で問われている知識

ハーゲン・ポアズイユ流れ/層流/ニュートンの粘性法則/すべりなし条件/速度分布/粘性係数μ

令和6年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-29 問題文 円管内の十分に発達した層流における速度分布を求める問題

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