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正答
⑤ (ア)61℃、(イ)1.42 kW/m²
解き方のポイント
定常状態では、2枚の板を通過する熱量が等しいという条件だけで解けます。
フーリエの法則は q=k・ΔT/L です(単位面積あたり)。ガラス側とプラスチック側で等しいとおきます。界面温度をTとして
(1.5/(10×10⁻³))×(343−T)=(0.2/(5×10⁻³))×(T−298)
左辺の係数は150、右辺は40です。整理すると
150(343−T)=40(T−298) ⇒ 51450−150T=40T−11920 ⇒ 190T=63370
T≒333.5 K=60.5℃≒61℃
界面温度が高温側(70℃)に大きく寄っている点に注目してください。ガラスのほうが熱を通しやすい(k/Lが150 対 40)ため、ガラス内での温度降下が小さくなります。熱を通しにくい材料に温度差が集中する、という直感と一致します。
次に熱流束です。どちらの式に入れても同じ値になりますが、ガラス側で計算すると
q=(1.5/(10×10⁻³))×(343−333.5)=150×9.5=1425 W/m²=1.42 kW/m²
①③④の0.84 kW/m²は、界面温度を誤ったか、熱抵抗の合成を誤った場合の値です。検算として、全熱抵抗 R=0.010/1.5+0.005/0.2=0.00667+0.025=0.0317 から q=45/0.0317≒1420 W/m² となり、一致することを確認できます。
なお解説スライドの右側のラベルが「鉄板」となっていますが、正しくは「プラスチック」です。
この問題で問われている知識
熱伝導/フーリエの法則/多層平板/界面温度/熱抵抗/定常状態
