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目次
正答
② α=(1/√3)g、T=(2/√3)mg
解き方のポイント
非慣性系(加速する電車の中)で考える問題です。電車と一緒に動く立場に立ち、慣性力を実在の力として扱うのがコツになります。
振り子には2つの力が働きます。鉛直下向きの重力 mg と、進行方向と逆向きの慣性力 mα です。これを糸に垂直な方向と糸に沿う方向に分解します。
糸に垂直な方向のつりあい(この方向には張力が働かないので、重力成分と慣性力成分が釣り合います)
mg sin30°=mα cos30°
α=g・(sin30°/cos30°)=g tan30°=(1/√3)g
振れ角の正接が加速度と重力加速度の比になる、という関係です。tanθ=α/g と覚えておけば、この種の問題は一瞬で解けます。
糸に沿う方向のつりあい(張力が重力成分と慣性力成分の和と釣り合います)
T=mg cos30°+mα sin30° =mg×(√3/2)+m×(1/√3)g×(1/2) =(√3/2)mg+(1/(2√3))mg=(2/√3)mg
張力はmgより大きくなります。 2/√3≒1.15 なので約15%増しです。加速時は静止時より糸に強い力がかかる、という感覚と一致するので検算に使えます。①④のようにmgより大幅に大きい値は過大です。
この問題で問われている知識
慣性力/非慣性系/力のつりあい/張力/tanθ=α/g/ベクトルの分解
