技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-29 解答・解説|理想気体の比エントロピー変化

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令和7年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-29 問題文 理想気体が準静的に変化したときの比エントロピーの変化量を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-29 解説 正答① エンタルピー基準の式から ds=cp・ln(T2/T1)-R・ln(P2/P1) を導く

正答

① ds=cp ln(T2/T1)−R ln(P2/P1)

解き方のポイント

温度と圧力が与えられているので、エンタルピー基準の式を使います。ここで定積比熱cvを選ぶと誤答します。

出発点は TdS=dH−VdP です。両辺を質量mで割って単位質量あたりにすると Tds=dh−vdp となります。

ds=(1/T)dh−(v/T)dp と変形し、理想気体の関係 dh=cp dT と v/T=R/p を代入すると

ds=cp(dT/T)−R(dp/p)

これを状態1から状態2まで積分して

ds=cp ln(T2/T1)−R ln(P2/P1)

判断の分かれ目は「独立変数が何か」です。温度と圧力の組なら定圧比熱cp、温度と比体積の組なら定積比熱cvを使います。この問題は圧力P1、P2が与えられているのでcpが正解です。⑤のcvを選ぶ誤答が最も多いパターンでしょう。

符号も要注意です。圧力の項はマイナスになります。圧力が上がるとエントロピーは減る、という物理的な意味と対応しています。

この問題で問われている知識

比エントロピー/理想気体/定圧比熱cp/定積比熱cv/気体定数R/準静的変化

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