技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-24 解答・解説|湿り蒸気の乾き度と比エンタルピー

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令和7年度 技術士第一次試験 機械部門 専門科目 Ⅲ-24 問題文 一定圧力のもとで飽和水に熱を加えて湿り蒸気としたときの乾き度を求める問題
技術士一次試験 機械部門 令和7年 Ⅲ-24 解説 正答② 全熱を乾き度xの蒸気と湿り度1-xの飽和水の比エンタルピーで表して x≒0.64 を求める

正答

② 0.64

解き方のポイント

乾き度の定義を、比エンタルピーの内分として立式できるかを問う問題です。

まず加熱後の状態の全エンタルピーを求めます。0.20 MPaの飽和水1 kgの比エンタルピーが505 kJ/kgで、そこに1400 kJを加えるので

505+1400=1905 kJ/kg

次に、湿り蒸気は「乾き度xの飽和水蒸気」と「湿り度(1−x)の飽和水」が混ざった状態です。したがって全熱は両者の加重平均で表せます。

1905=2706x+505(1−x)

整理すると 1905−505=(2706−505)x、すなわち 1400=2201x となり

x=1400/2201=0.636…≒0.64

式の形を見ると「加えた熱1400 kJ」を「蒸発潜熱2201 kJ/kg」で割っているだけだと分かります。0.20 MPaでの蒸発潜熱=2706−505=2201 kJ/kg です。この見方ができると計算が一段速くなります。

乾き度は0〜1の間に必ず収まります。1を超えたら計算ミスです。

この問題で問われている知識

乾き度x/湿り蒸気/比エンタルピー/蒸発潜熱/飽和水と飽和水蒸気

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