2月に入り、年度末の業務で多忙を極めるエンジニアの方も多いのではないでしょうか。
もしあなたが「今年こそ、技術士試験(二次試験)に初挑戦しよう」と考えているなら、今すぐ、参考書を買いに行くよりも先にやるべきことがあります。
「試験は7月だし、4月の願書受付が始まってから考えればいいや」
もしそう思っているなら、非常に危険です。
技術士試験は、「願書を書く前」に勝負の半分が決まっていると言っても過言ではありません。今回は、初受験の方がこの時期に最優先で取り組むべき「本質の準備」についてお伝えします。
1. 参考書を開く前に「過去の棚卸し」を
初めて受験される方が陥りやすい罠。それは、「いきなり専門知識の暗記(インプット)から始めてしまうこと」です。
もちろん知識は必要ですが、それよりも先にやるべきは「受験申込書(実務経験証明書)」の構想を練ることです。
なぜなら、この申込書は単なる事務手続きの書類ではないからです。
筆記試験を突破した後の「口頭試験(面接)」において、試験官が手にする唯一の公式資料となります。
4月に提出した内容は、二度と修正できない
技術士試験の最も恐ろしいルールは、「4月に提出した内容をベースに、約10ヶ月後の口頭試験が行われる」という点です。
もし、この証明書に記載した業務内容が、技術士に求められる「資質能力(コンピテンシー)」とズレていた場合、どれだけ筆記試験で高得点を取っても、最後の口頭試験で挽回するのは極めて困難になります。
だからこそ、まだ時間のある2月のうちに、じっくりと「自分のキャリアの棚卸し」を行うことが、合格への最短ルートなのです。
2. 具体的な3ステップ・アクション
今日からできる、合格への準備ステップをご紹介します。
① 受験部門・科目の「戦略的」選定
まず、自分の専門業務がどの「技術部門」のどの「選択科目」に該当するかを確認しましょう。
「自分がやりたいこと」ではなく、「技術士としての能力を最も証明しやすい実務経験はどれか?」という視点で選ぶのが鉄則です。
② 「5つの業務経歴」の洗い出し
証明書には、これまでの経歴の中から代表的な業務を5つ記載します。
単にやったことを羅列するのではなく、技術士法にある「計画・研究・設計・分析・試験・評価」といった高度な専門能力を発揮した場面を抽出する必要があります。
③ 「720文字の詳細」の素案づくり
これが最重要です。5つの業務のうち1つを選び、「業務内容の詳細」として記述します。
ここには以下の要素を論理的に詰め込まなければなりません。
- 技術的な課題(壁)は何だったか?
- あなたはどう考え、どのような技術的提案をしたか?
- その結果、どのような成果が得られたか?
3. 「自分の業務」を客観視する難しさ
実は、この「棚卸し」が独学では最も難しい部分です。
自分にとっては当たり前の業務でも、試験官(第三者)から見ると「それは単なるルーチンワークではないか?」「技術士としての創意工夫が見えない」と判断されてしまうことが多々あります。
特に初受験の方は、「自分の経験のどこが技術士として評価されるポイントなのか」を客観的に判断するのが非常に困難です。
4. PMEからの提案:一歩先を行く「戦略的」な準備を
PMEでは、これから受験を考える方に向けた「受験申込書・論文添削サービス」を提供しています。
大手予備校のようなパッケージ講座とは異なり、「まずは申込書の内容だけプロに見てもらいたい」というニーズに応える単発でのサポートが可能です。
- 「自分の経歴で、どの部門を受けるのがベストか相談したい」
- 「書いた素案が、技術士のコンピテンシーを満たしているか不安」
現場経験25年以上のエンジニアが、あなたの実務経験の価値を最大限に引き出し、口頭試験まで見据えた「勝てる申込書」の作成を伴走します。
2月の準備が、7月の余裕を生み、1月の合格を引き寄せます。
まずは、あなたのキャリアの棚卸しから始めてみませんか?

