技術士二次試験の添削サービスは、大手予備校から個人が運営するものまで幅広くあります。料金も1枚数百円から、パッケージで十数万円まで開きがあり、何を基準に選べばいいのか分かりにくいのが実情です。
このページでは、PMEの宣伝の前に、まず添削サービスを選ぶときに見るべき5つの観点を整理します。そのうえで、PMEが向いている方・向いていない方を正直に書きます。
PME自身のサービス紹介を兼ねていますが、合わない方に申し込んでいただいても、お互いにとって良い結果になりません。 できるだけ客観的に書きます。
添削サービスを選ぶときに見るべき5つの観点
1. 添削する人が「今どんな仕事をしているか」
見落とされがちですが、ここが指摘の質を大きく左右します。
技術士二次試験、特に必須科目Ⅰ・選択科目Ⅲ・口頭試験で問われるのは、専門知識そのものではありません。課題を俯瞰して設定し、複数の解決策を比較し、リスクまで評価するという、管理的・俯瞰的な視点です。
資格指導の専業になって年数が経つと、試験のテクニックには詳しくなる一方、こうした実務の判断からは離れていきます。添削者が今もその視点で仕事をしているかどうかを確認する価値があります。
2. 添削者の実務領域が、自分の業務と噛み合うか
同じ機械部門でも、生産技術、設備設計、製品開発、プラントでは、扱う課題も評価される観点も違います。
自分の業務に近い領域を経験した人に見てもらえるかは、確認しておいてよい点です。
3. 「なぜダメか」まで説明されるか
赤ペンで直された答案だけを返されても、次に自分で書くときには再現できません。「どこが弱いか」ではなく「なぜ弱いのか」「どう直せば届くのか」まで示されるかどうかが、伸びを左右します。
4. 返却までの日数
試験直前期は、1日でも早く手を入れたい時期があります。返却に1週間かかると、書き直して再提出するサイクルが回りません。
5. 単発で頼めるか
すでに他社の講座を受講している方にとっては、必要な分だけ追加で頼めるかが重要になります。1枚だけ、1回だけという使い方ができるかを確認してください。
PMEの立ち位置
上記の観点に沿って、PMEの実際を書きます。
試験で問われる視点を、今の仕事で使っています
現役の機械設計技術者であり、同時に技術部長として技術部門全体を、課長として機械設計部門を束ねる立場にあります。設計の現場に軸足を置きながら、組織の問題解決にも日常的に向き合っています。
この「両方を持っている」ことが、技術士試験の指導では大きな意味を持ちます。
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)には、マネジメント・リーダーシップ・問題解決・評価・コミュニケーションが含まれます。二次試験は、まさにこれらを問う試験です。
- 必須科目Ⅰ・選択科目Ⅲ … 俯瞰的な立場で課題を設定し、解決策を評価する
- 口頭試験 … 「マネジメント」「リーダーシップ」を直接質問される
多くの受験者が苦戦するのが、この視点です。現場のプレイヤーとして優秀な方ほど、「管理する側の視点で書く」ことに慣れていません。
技術士(総合技術監理部門)でもあります。技術の管理を問う部門の資格を持ち、実際に技術部門を束ねる立場で日々判断しているため、この視点を教科書的にではなく、日常的に使っているものとしてお伝えできます。
同時に設計の実務も続けているため、「現場で何が起きているか」と「管理側がどう判断するか」の両方から答案を読むことができます。
答案はすべて同じ人が読みます
PMEは一人で運営しています。これまでにお預かりした答案は50件を超えますが、その全てに代表自身が目を通しています。
添削者が複数いる講座では、担当者によって指摘の傾向が変わることがあります。PMEでは同じ人間が一貫した基準で読むため、2枚目、3枚目と重ねるほど「前回指摘した点が直っているか」まで踏まえた指摘ができます。
規模を追う運営はしていません。一人ひとりの答案に向き合える件数しかお受けしないという方針です。
対応できる部門
技術士として登録しているのは機械部門と総合技術監理部門です。この2部門は、専門技術の中身の妥当性まで踏み込んで指摘できます。
総合技術監理部門は、論文添削・模擬面接ともに実績が多数あります。 総監はすでに技術士を取得された方が受験する部門で、5つの管理をどう答案に織り込むかが問われます。指導できる人が限られる領域ですが、有資格者であり、かつ実務で管理業務に従事しているため、実感を持ってお伝えできます。
加えて、これまでに建設部門、環境部門、経営工学部門、衛生工学部門などの論文も添削してきました。
部門をまたいで対応できるのは、論文で評価される軸そのものが部門によらず共通だからです。
- 課題を的確に設定できているか
- 解決策が課題に対応し、根拠を伴っているか
- リスクや波及効果まで踏み込めているか
- 求められるコンピテンシーが答案に表れているか
これらは、扱う技術が土木でも環境でも機械でも変わりません。そして多くの受験者が落ちる原因は、専門知識の不足ではなくこの部分にあります。
一方で、専門技術の中身の妥当性まで踏み込んで検証できるのは、技術士登録している機械部門と総合技術監理部門です。それ以外の部門では、そこまではお約束していません。この線引きは最初にお伝えします。
サービスの実際
| 観点 | PMEの場合 |
|---|---|
| 添削する人 | 常に代表が直接対応(分業・外注は一切ありません) |
| 添削の内容 | 論理構成・専門性・表現力の3観点。どう直せば合格レベルに近づくかまで示します |
| 返却 | 最短24時間以内 |
| 利用単位 | 論文添削1枚3,000円、模擬面接1回9,800円から。単発でお受けします |
| 対象 | 他社の講座を受講中の方も歓迎(セカンドオピニオン) |
| 対応部門 | 機械部門・総合技術監理部門が専門(技術士登録している部門)。建設・環境・経営工学・衛生工学などの添削実績もあります |
なお、技術士第一次試験 機械部門 専門科目の過去問(令和6年度・令和7年度の全70問)は、解答と解説を無料で公開しています。受験生の方に役立てていただきたく公開しているものです。指導の中身を事前に確かめる材料としてもお使いいただけます。
PMEが向いている方・向いていない方
正直にお伝えします。
向いている方
- すでに他社の講座を受けていて、別の視点で答案を見てほしい方
- 必須科目Ⅰや選択科目Ⅲで、俯瞰的な視点で書くことに苦戦している方
- 総合技術監理部門を受験され、5つの管理の織り込み方を相談したい方
- 機械部門・総監以外(建設・環境・経営工学・衛生工学など)で、論文の構成そのものを見てほしい方
- 口頭試験で問われるマネジメント・リーダーシップの語り方を相談したい方
- 必要なときだけ、必要な分だけ依頼したい方
- 試験直前で、すぐに返してもらう必要がある方
向いていない方
- ゼロから体系的にカリキュラムに沿って学びたい方
→ 講義とテキストが揃った大手講座のほうが適しています - 価格の安さを最優先したい方
→ 個人で運営されている、より安価なサービスもあります - 機械部門・総合技術監理部門以外で、専門技術の中身そのものを深く検証してほしい方
→ 論文としての評価は部門を問わず対応できます(後述)。ただし専門技術の妥当性まで踏み込んだ検証は、技術士登録している2部門ほどにはお約束できません
大手講座とPMEは、そもそも役割が違います
| 項目 | 大手予備校・通信講座 | PME |
|---|---|---|
| 位置づけ | 体系的に学ぶためのメイン教材 | 必要なときに使うセカンドオピニオン |
| 受講形態 | 講義+長期パッケージ | 単発利用(1回から) |
| 料金体系 | 数万円〜十数万円のパッケージ | 従量制(添削3,000円/回〜) |
| 対象者 | 自社受講生が中心 | 他社受講生も歓迎 |
| 添削者 | 講師陣(分業のことも) | 代表が直接対応 |
| 専門性 | 全部門を幅広くカバー | 機械部門・総合技術監理部門が専門(他部門の添削実績もあり) |
大手の講座を否定するものではありません。 体系的なインプットには大手のほうが向いています。PMEは、そこで学んだことが本当に伝わる形になっているかを確認する役割だとお考えください。
まずは無料でお試しください
いきなり有料サービスをお申し込みいただく必要はありません。
30分の無料オリエンテーションで、今の状況をお聞きしたうえで、どのサービスが合うか(あるいは今は必要ないか)をお話しします。
話した結果、「今は独学で十分です」となることもあります。それで構いません。
